用語集 > キシリトール
用語 | 解説 |
キシリトール | 天然素材の代用甘味料のこと。元々は、第一次世界大戦時に、砂糖の供給が困難になったことから作り出された。白樺やトウモロコシに含まれるキシランという多糖を加水分解し、得られたキシロースを還元して作られる。砂糖は、虫歯を作る細菌により酸を作りだす素になるが、キシリトールはこの酸を作り出させない。さらに虫歯の原因菌であるミュータンス菌の活性を弱める。また、特にガムのようなキシリトール製品を口の中に入れ噛むと、唾液がたくさん出て歯の表面に付着する歯垢中の酸性度を中和し、歯を酸から守る作用がある。砂糖と同程度の甘さがある。しかし、過剰摂取で下痢を生じる副作用があるので気をつけたい。 |
戸田サクラ歯科マップ