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いびきについて

ご家族の方や同僚などから「いびきがうるさくて眠れない」「寝る部屋は別!」などと言われたことはありませんか?
「いびき」はまわりの人へ迷惑を掛けますが、本人の体にも良くありません。睡眠時無呼吸(寝ている間に呼吸が止まっている状態)と関連が深く、気道が狭くなれば肺に空気の入る量が減少し、従って酸素吸入量が減ります。
又酸素を多く取り入れようとして心臓の負担も増加します。
この為疲れが取れにくい、或いは高血圧や心臓病、睡眠不足、疲労やうつ病の原因にもなりかねないと言われています。
又熟睡出来ずに昼間眠気を感じる方もいます。
2003年3月の山陽新幹線の居眠り事件後、睡眠時無呼吸症候群(いびきをかいているうちに上気道が閉塞すると無呼吸が出現します。
これが一定以上生じると睡眠時無呼吸症候群となります。)はマスコミ報道により多くの人に認知されるようになりました。
しかし、我が国には200万人以上の患者がいるといわれており、たかがいびきと深刻に考えず治療を受けない方も多いと思われます。
いびきとはいわば身体の発する危険信号です。
いびきをしることによって今後の治療、対策に繋げていきましょう。

「いびき」はどうしておきるのか?

いびきはどうして起きるのか?

「いびき」は喉と鼻腔内で生じます。
咽喉の場合、口を開けて寝ると下顎が下がり舌根が喉奥の気道を狭くし、そこに空気抵抗が生じます。
それが喉奥の柔らかい部分を振動させ、「いびき」を生じます。
鼻腔内の場合は、鼻の通りが悪いとそこに空気抵抗が生じ、そこの柔らかい部分を振動させ、「いびき」を生じます。
鼻の通りがスムースでないと、口を開けて寝るようになり、これが咽頭部での「いびき」の原因にもなります。
疲れが激しい時、お酒の量が多かった時、或いは加齢による顎筋力の低下により、口を閉じて寝ていても下顎がさがり気味になり、「いびき」の原因となる事があります。

次のような方は、無呼吸が疑われます

「いびき」がひどくて、目覚めが凄く悪い、居眠りが多い、悪い夢を見る、夜間苦しくて目が醒める、夜間のみ突然動悸がする、夜、おしっこが近い、睡眠中のみ、咳払いをしたくなる、睡眠中の呼吸が不規則、浅く速い、息を吸う時、鎖骨の上が凹む。

無呼吸の体や生活への影響

酸素の薄い状態に長く居るわけですから、慢性疲労その他の全身への影響は、あります。
特に、酸素が薄い分、たくさんの血液を送らなければなりません。
そのため心臓には、大きな負担がかかります。
同じ様に、肺や横隔膜にも大きな負担がかかります。
子供の場合は、みぞおちが凹みます。

◆生活
睡眠不足からくる様々の症状がでます。起床時頭痛、眠気、および、それによる活動性の低下、集中力低下、交通事故・・

◆肥満の悪循環
日中の活動性が低下するため、カロリーが余り、肥満します。
また、眠くて元気が出ないのは、カロリー不足のせいではないか?と感じ、さらに、カロリーを取るようになり、さらに、肥満になります。
肥満のため、無呼吸は更に悪化します。

どのように治療するのか?

いびきの治療法には鼻マスク療法、マウスピース、外科手術、気管切開などがあります。
いびきと比較的軽い無呼吸症候群にはマウスピース(歯科装具)を使用します。


この方法は身体に負担をかけない新しい治療法として、いびきと比較的軽い無呼吸症候群(軽度〜中度)に用いられています。通常のマウスピースとは異なり、口にはめ込むと気道を拡げる作用があります。
肥満による気道の閉塞や圧迫、顎や舌の沈下を防止できるほか、小さく細い顎などが原因している場合にも効果が得られます。


装着後は気道が開くので空気が通り症状も減少します。
睡眠中息苦しかった人も熟睡できるようになります。
また、呼吸がしやすくなると体内の酸素量も増加し心肺系の負担が減り、高血圧や循環器系などの合併症を抑制することができます。
防止対策で効果が得られなかった人にも有効です。


他法と比べ身体の負担が少なく、小型のポケットサイズで旅行などに持ち運べます。
負担をかけずに治したい人はこの方法をお勧めします。
ただし、歯がなかったり鼻に病気があると適さないこともあり、ご希望の方は利点・欠点をご覧下さい。

いびき治療

下顎を前に出すと顎が持ち上がり気道を開くことができます。

いびき治療

各個人上下の歯と顎の状態に合わせアクリル樹脂で作成します。 初回の検査で良好と判断した方のみ作成可能で、効果、有効率は90%。
鼻の病気などにより連携耳鼻咽喉科に紹介することがあります。


◆利点 負担をかけずに高い効果が得られます。

  • ・小型で旅行、出張に持ち運べます。
  • ・薬物、手術、鼻マスクに比べ負担がありません。
  • ・通院は数回と短く歯型をとり調整後、完成です。
  • ・効果が高く長期間続けることが可能です。

◆欠点 重い無呼吸症や以下の方は使えない事があります。

  • ・鼻の通りが悪い、咽頭肥大が著しい
  • ・寝付きが悪かったり、意外と神経質
  • ・18歳未満または歯が20本以下
  • ・歯がぐらつく、顎の関節に痛みや障害がある 等々。

16年4月より医科からの紹介があれば、保険が適応されるようになりましたので、費用も6,000円〜7,000円程度です。

いびき治療

診療時間

  • ※各種健康保険取扱い
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  • 土日祝/10:00〜13:00 14:00〜18:00
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