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顎関節症:TMD | 物を噛むときあごの関節が痛い、口が大きく開けられない、口を開け閉めするとき変な音がするなどの症状がでる。あご周辺の機能障害の総称。虫歯、歯周病についで多い口の病気と言われている。原因は噛み合せの異常や歯ぎしり、外傷、精神的ストレスなど様々といわれている。重症になると開口障害や咀嚼障害をひきおこし、首や肩がこったり、腕に症状の出ることもあります。未だ日本では、コンセンサスを得られた治療方法や決定的な治療ガイドラインが無いため、臨床家の持論的治療方法が行われている現状がある。そのため、加療することで症状の悪化などをきたすケースが散見される。いち早い研究成果の獲得と専門医の育成が望まれる。また、こういった現状を理解し、患者側も安易に顎関節症の治療をウリにした医院に行くべきではない。治療が必要な場合は、情報収集やセカンドオピニオンも活用する必要がある。 |
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